きちんと読ませたい文章を大文字だけで書くのは避けてください。大文字は文頭やタイトル、名称などに使用するのが基本だからです。何行にもわたる文章を大文字だけで書くと、とても読みづらくなります。文章は大文字と小文字を組み合わせて読ませるほうが適しているのです。また、文字が長すぎるときなどにハイフンで繋げて改行することを指す、ハイフネーションというものを使いましょう。欧文で文章を組む際は、テキストボックスにテキス卜をただ流し込んだ状態では、行によって字聞がバラバラになり、読みにくくなってしまいます。均一で読みやすい文章に仕上げるために、ハイフネーションを使って読みやすくしてあげましょう。

次に、スクリプト体を大文字だけで使用するのはやめましょう。スクリプ卜体は元々、手書き文字から生まれた書体なので、すべてを大文字にすると文字線がつながらないため、バラバラに見えてしまいます。大文字は文頭のみで使用し、その他の部分は小文字で書くのが基本になります。

もう一つ、気をつけなければいけないものとして合字(ごうじ)というものがあります。合字とは、隣り合う複数の文字が重なって見えてしまう文字を、あらかじめ文字の間隔を調整して2つ以上の文字を1つにした文字のことです。「fi」「fl」「ff」「ffi」「ffl」などがあります。欧文の文章を制作する際は適切に「合字」を使用するようにしてください。